私は洗濯板

私は　洗濯板です。　

毎日　靴下や、作業着の汚れ落としに　
使われています。

私を　大変重宝に思ってくれているのは
分かっています。

でも　主人は　毎晩最後にお風呂に入り、その後　
私を使って　洗濯しています。　部分荒いが終わると、
半分洗濯が終わった気分で　いつも、ほっと　一息し、　
私は　そのまま　風呂場のタイルの壁に立てられています。

 

今日、やっと　お風呂の掃除のついでに、主人は

私を　ごしごしと洗ってくれました。

真っ黒い　汚れが出てきます。何年もの垢が積もりに

積もっています。

やっと私に気づいて、お詫びと感謝の気持ちで

洗ってくれたのでした。

その後、太陽の下に出してもらいました。
うれしいです。

これから　ちょくちょく　感謝を込めて洗ってください。

又　明日からも重宝されます。

私は お洗濯が好き。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ゲシュタルト風に書いてみました。

私たちは夢の中の　木にもなれる、犬にもなれて　ストーリーが出来る。

何を使ってもよい。音を使ってもよい。

やっているとき　自分は　何を感じるかが大事。何にでもなれる。その木になった時、

何を感じるかが大事。理由はたずねない。体験から教えてもらう。それ程　私たちは

賢くない。　　エサレン研究所のクリスティン　プライスのワークショップにて）